【子供嫌い】子供が嫌いってのは好き嫌いの1つ。誰にだって少なからず好き嫌いはあります。犬が嫌い、猫が嫌い、虫が嫌い…ピーマンが嫌い、青臭いのが嫌い…ってね。子供が嫌いってのもそういう好き嫌いの1つってだけです。それをさも、子供嫌いは悪い事と言う人がいるのが厄介。
この記事の目次
好き嫌いの無い人はいますか?
種類がなんであれ、人は多かれ少なかれ好き嫌いはあるもの。それは食べ物でもあるでしょうし、なんらかの動物かもしれません。
例え、同じ人類同士だとしても、あの人は嫌いあの人は好き…と必ず出てきます。同級生のあいつは嫌いだ、芸能人の誰それは嫌いだ…なんてあって当然の事です。
子供が嫌いです
これも好き嫌いの1つに過ぎません。
子供という存在を嫌うと非常にネガティブな感情を持つ人が一部には居ます。しかし、嫌いという感情は説明の付くものだけではなく、単純に好みの問題もあります。
全ての人がある一定の存在を好きになる。
なんてのは不可能です。脳を弄って洗脳するだとか、そういった事が可能であれば可能性は出てきますよ。上部だけで良ければ、恐怖政治でも施せば「全員が将軍様を愛しています!」といったように可能ですね。
しかし、普通に生きていく上では全員が統一してある一定のものを好きであるってのは無理というものです。
好き嫌いが一切、無い人はいますか?
最初の題名に戻ってしまいましたね。それは根元がここにあるからです。
あなたにお聞きしますが好き嫌いは一切ありませんか?
食べ物、動物、人、国、趣味、映画、漫画…好き嫌いが生じるものは多岐に渡ってありますが、一切の好き嫌いが無いという人は何人、居るのでしょう。
恐らく、ほとんどの方は何かしら、好き嫌いはあると感じます。
誰でも子供時代を過ごすんだから!
そりゃそうです。間違いはありません。
だけど、誰もが子供時代を過ごすからといって、子供を好きでならないといけない理由にはなりません。自分の汚点として子供時代を捉える人も居ます。
また、今現在が子供でないのなら、その言葉は全く意味を成しません。例え、今現在が子供であったとしても「子供が嫌い」という感覚を持っている場合もあるのです。
同族の幼体を嫌うのは異常
そんな事を言う人も過去に居たので書きますが、同族の幼体、といっても大人と全く同じかと言われれば違います。痛覚も違いますし、生きものの癖として別個としても過言ではありません。
蝶を見れば解りますが、幼体と成体、全く異なりますよね。
もちろん、人はそこまで見た目の違いや食生活の違いはありません。しかし、それでも大人とは別個の癖を持ち、同じ種であったとしても別物なのです。
好き嫌いの感情は善悪ではない
物事に於いて、好き嫌いの感情は様々あるものの、好き嫌いがあること自体は善悪で分けられるものではありません。
芸能人の誰々が嫌い!ってなった時。
「え!それって良くないよ!」とはなりません。
色にしてもそうで「黄色って、好きじゃないんだよね」って人が居たとして「黄色が嫌いなんて酷い!」って言うのはおかしいです。
「虫が嫌い!」って人はとても多く見かけますが「虫を嫌うなんて!」とは誰も言いません。人気のある犬や猫だって嫌う人は居て、嫌いだという感情自体は悪い事ではないです。
子供嫌いは悪というような風潮
世の中、案外多くの子供嫌いは存在しています。
私の周りには居ないよ!という人も居るかもしれませんが、それが必ずしも本心かは解りませんからね。
何故って、言えないから隠しているという人も居るのです。
子供が嫌いだと言えば「優しくない」「(女性の場合)女なのに子供が嫌いなんて!」「子供が嫌いって精神が幼稚なんだよ」等と言い出す人が一定の割合で居る。だから言い出し難くなり嫌いでも隠していたり、やんわりと「苦手」と言葉を濁す人が居るのです。
場合によっては異性にウケる事を考えて処世術として隠している人もいます。しかし、いざ結婚とかになった際、ここは難しい問題として立ちはだかるので無理に隠すと良いことはありません。
好き嫌いは善悪ではない
ここをまず、子供が好きな人も子供が嫌いな人も理解しておく必要があります。
自分が好きな存在を嫌う人が居る。それはあまり気持ちの良い事ではないかもしれません。しかし、あなたが嫌うその何かを好く人も世の中には居るのです。
好き嫌いが善悪に変わる時。
それは「嫌いだから害を故意に与えた時」でしょう。
犬が嫌いと言っても、嫌いなのは仕方ない。
ですが「嫌いだから犬を撲殺した」となれば話は別。
芸能人の誰々が嫌いだから殴ってきた!のも別ですよね。
子供嫌いも同様に、嫌いだから蹴飛ばした!となればいけません。
嫌いという感情があっても害を与えなければそれは全くもって問題のない、誰もが抱く当たり前の好悪の情。ここに関してとやかく言われても困ります。
好き嫌いは隠さないとならない感情ではない
恐らく、一部の人は子供という存在は特別で、誰もが好きであるのが当たり前だと思い込んでいるのかもしれません。だから、子供が嫌いなんて!と言い出すのでしょう。
しかし、これだけ多くの人が存在すれば、多様な価値観があります。その価値観の中には好き嫌いも含まれていて、何が好きで何が嫌いであってもそれ自体に問題ありません。
堂々と、好き嫌いの思いを出しても良いはずです。
隠さないとならない、と言うのも思い込みと言えます。
会社や取引先でなら、処世術やオベッカを使うのも仕事の1つとして割り切る必要がある場面も出てきますが、そうでないのならもっと、オープンにしても良いのではないでしょうか。