【子供嫌い】子供が嫌いって言っても「嫌いだから害してしまえ!」というのは別物です。嫌いだから害して良いのなら「顔が気に入らない」「行動が嫌い」でも害して良い理由になってしまいます。犬が嫌いだから害して良いか、という問題でも答えは「ダメ」です。嫌いでも害するのは犯罪です。
嫌いという感情からの暴力
これは現在の法治国家としてご法度だと言うのは解ると思います。とはいえ、学校内や社内でのイジメはこういった感情からも来ているのでご法度にも関わらず、不思議と見過ごされている場合もありますが、それはまた別の機械で話題にします。
話を戻して、基本的に嫌いだからというような理由で故意に害を与えるのは悪い事。その対象が犬猫などの動物であっても、人間の子供であったとしても。
やってはならない行為です。
嫌いだから害しても良い!だとどうなる?
嫌いなものを排斥したい、という感情自体は解ります。
しかし、その観点で世間が進めば連日、暴力の嵐です。全うな人間生活は営めません。顔が気にくわないから殴った。態度が気にら無いから刺した。男嫌いだから近くに居た男を殺してみた…
もっと進めば、あいつは金を持ってて気にくわない!とか。私より贅沢な車を乗ってて腹が立つ!とか。そんなので害しても良いという怖い世界が待ち受けています。
害してもそれは消えません
記事を書いているKKも、かなりの子供嫌い。
近寄ってこられれば迷惑にしか感じませんし、甲高い声も不快感しか無い。出来るなら関わりたくない見たくない、目の前から消えてくれ!という思いが無いと言えば嘘です。
けれど、目の前から消えてくれ!と害するはまた別ものなんですよ。害したところで目の前から消えず、極端な話。犯罪に手を染め、死体遺棄をしたとして。その記憶も、そこからなる罪状からも逃れられません。
犬猫だったとしても、嫌いだからと言って平気で害する事ができる人と関わりたいと思う人は多いでしょうか?同じような感覚を持つ方々のみで徒党を組めますが、普通の観点を持っている人から見れば、いつ、それを人にもするか解らない危険人物でしかありません。
嫌いだから害して良いのであれば、犬が嫌いな人を犬好きが害しても良い、という世界でもあると言うこと。非常にバトル満ち溢れた世界になってしまいます。
嫌いであっても1命
法以外のところで考えてみると、嫌いであったとしても1命。勝手に害する権利はないのです。
人間は理性でもって、社会性を重視するから他動物とは違う、なんて言いますが、そういった観点からも嫌いだから害する、はいけません。
子供が嫌いだと言っているあなた自身だって、嫌いだからという理由からある日、害を加えられたら嫌でしょう。
自分がされて嫌な事はしてはならないが基本
人も各々の性格が違い、容姿も違うので、全ての人から好かれるのは無理。それは誰しも例外ではありません。
よって、知らず知らず嫌われている可能性もあり、嫌いだから害するが通るのであればいつ、被害にあってもおかしくない。そしてその行為は正しいこと、とされてしまうのです。