他人に迷惑をかけてはならない。
これは法治国家に於いて基本中の基本。
犯罪行為を最も簡素に言えば【迷惑行為】なんだよね。迷惑行為を許す世界、だとどうなるか。一部の腕力ある奴がやりたい放題可能の北○の拳やマッ○マックス的世界になるだろね。
この記事の目次
他人の迷惑を許す世界は楽な世界である
ネットで見かけたのです。
迷惑を許す世界のほうが楽で生きやすい
…的な呟きを。
果たして本当に、そうでしょうか。
お互い、迷惑をかけないようにする世界。
そのほうが平和で生きやすいと思います。
しかし世の中には「迷惑を許す世界が生きやすい」と思う人も居るようです。当ブログ中の人KKはそうは到底、思えないのですが…^^;
迷惑とは?
Googleで【迷惑】を調べてみました。
意味合いとしては
迷惑とは、他人の行為により、不快になったり、困ったりすること。また、そのさま。
引用元:語源由来辞典
との事。
簡潔かつ解かりやすいですよね。
迷惑とはこのような事を指します。
調べてみなくても【迷惑】と聞き、それが良い事であると思い浮かぶ人は、そう多くないと思います。
他人の迷惑を許す世界は楽な世界なのか?
迷惑、の内訳は様々あります。
最近では道路を我が物顔で使い、落書きをしたりボール遊びやスケボーの類をしたり。はたまたBBQを始めたり。ビニールプールを広げる人も居ますが、どれも迷惑ですよね。
道路は【通行の場】であり【遊び場】ではありません。また、ボール遊びが過ぎて庭等に入りそれを拾う為に不法侵入したり、昼夜問わず大声や奇声を上げる人も居るので周辺に住む人からすれば迷惑そのものでしょう。
頻繁に仕事に穴を開ける。これも迷惑ですよね。
その穴は誰かが埋めなければなりません。職場という【働いた見返りにお金を得る場】に於いて遅刻欠勤早退が多い人は歓迎されない存在です。そのせいで周りが早出や残業、酷いと休日出勤なんて事にもなるので歓迎されないのは当然ですね。
同僚からすれば迷惑そのものでしょう。
日常で見られるものとしては順番の割り込みや歩きたばこ、傘の横持ちや土足抱っこ等、様々上げられます。
それを許す世界って良いですかね^^;
恐らく、迷惑をかけ続ける側とひたすら我慢する側に分かれますよ。
迷惑を許す世界…
かけ続ける側には都合が良いでしょうね。
しかし、被り続ける側は?
そして被り続けた側が我慢の限界を超え、迷惑をし返した時。相手は「迷惑を許すべき」と考え、許すと思いますか?
逆ギレして揉めに揉め、報復や恫喝をするんじゃないかな。下手すりゃ殺人事件に発展…も考えられます。
迷惑行為は違法行為に繋がる
勿論、迷惑行為そのものが違法行為と異なる種類のものも多々あります。仕事で頻繁に穴を開けたり、それを他人に押し付ける行為は法的なものではなかなか裁けません。
まぁ…だからこそ厄介でもあるのですが^^;
しかし騒音被害は民法で裁かれる場合もあります。
不眠が続けば仕事にもなりません。
実際、子供の騒音が【有罪】となり親に損害賠償請求判決が出た事例もあるので【子供のした事くらい!】では通りません。
子供の責任は親の責任なのです。
傘の横持ちや歩きたばこはそれにより怪我をさせれば訴える事は可能でしょうね。逃げるだろうから証拠抑えが大変とは思いますが…。
土足抱っこも抱きかかえている子供の土足で誰かの服が汚れたらクリーニング代請を求される恐れは十分に考えられます。
迷惑を許しあうのが良い、とする人は
不法侵入されようが
傘の横持ちで突かれようが
土足抱っこされた子供の靴で服が汚れようが
眠れないような奇声で道路遊びする子が居ようが
歩きたばこの火でウッカリ根性焼き入れられようが
玄関前や敷地にウ〇コをされようが…
何をされようが、どんな事をされようが。
広い心でまるっと許してあげてください^^
ブログ主KKはそんなの無理ですw
目に見えない所で起こした迷惑行為
集合住宅による騒音問題はそれですよね。
煩いですが他人の家の中が見られるわけではありません。
しかし、何処が騒音源なのか明らかな場合は多いです。
日々の騒音に悩まされる人が報復で騒音を出し返したらどうでしょう?
目に見える所では当然、しませんよね。
これを迷惑を許し合う世界で考えてみます。
相手方から「生活音ですからお互い様ですよね^^」と言われたら報復と捉えず、それを許さないとならないのですが、許せるんですかね^^;
たぶん、許さないんじゃないかな。
自分がする迷惑行為は許せ!
でも他人の迷惑は許せない!
恐らく、そうなると思います。
迷惑に対し寛容にすべき、と言う人達
迷惑を許せ、と言う人はネット内外どちらにも時折、居ます。
前の項と少し被りますが、その主張をする人の殆どが「迷惑をかけている側」です。
迷惑を被っている人が「仕方ないよ」と許すのではありません。迷惑をかける人が「それくらい我慢しろ」と言い出すのが現状です。
そこに子供が絡むと少子化の中で育ててる俺私偉い!と勘違いし、更にうちの子が将来の年金を支えるだの納税者だのと言い出す始末。
子供を盾により一層、横柄になる傾向にあります。
最近、未成年者の犯罪も多いんですけれどね。
納税者だの年金を支えるだのは無事、そこまで育ち数年間きちんと税や年金を収め続けてから言え、といつも思います。現段階では真っ当に働く人になるか、犯罪者になるか解からないんですから…
話が少し逸れました。
子供のした騒音は周りが全て許せ。
許せないのならイヤホンや耳栓しろ!
こっちは何も気配りの必要無し!
と考える人がチラホラ見られる現在。
少子化を便利に使う【子持ち様】は案外、多いものです…
何故か自らを偉いと考えている物言いですしね。
偉くもなんとも無いのですがw
迷惑を許しあう世界
迷惑を他人にかけても許せと言うのなら。
迷惑を被った他人が迷惑行為を始めても許さないとなりません。
許しあう、という事はそういう事です。
自分がかけた迷惑は許してほしいけど他人の迷惑は許せない!は通用しません。
俺私はそれくらい迷惑に思わない。
だからそっちも迷惑に思うな。
それが通るのなら
俺私はそれを迷惑に思う。
だからそっちも迷惑と思え。
も通さねばならなくなるでしょう。
ひたすら不毛な世界ですねぇ…
お互いに迷惑をかけないようにする
この気持ちを皆が持てたのならご近所問題はほぼ、無くなります。
しかしそうではないのが現実ですね。
また、この問題に関してすぐにインドの教えを持ち出す人も居ます。
インドの教えは「迷惑をかけるものだから迷惑を許せ」的なもの。
近頃はグローバリズムだなんだと言いますが、各国の特徴があります。インドがそうだから日本も!と簡単にはいきません。
また、インドの犯罪率と日本の犯罪率を比べてみても迷惑を許す教えが良いとは思えません。
そこんとこは理解しているのかなぁ。
迷惑行為と犯罪、近い部分がありますからね。迷惑を許せ、が根底にあるのなら同時に犯罪率も高くなるのは当然の流れです。
もし、それらを理解の上でと言うのなら。
インドに移住しましょう^^
仕事を見つける所からスタートとなるようです。
サクッと調べてみた結果、ブログの中の人KKは住みたいと思えませんが【迷惑を許しあう世界】で生きたい人々には理想の楽園となる可能性はあります。
迷惑をかけないようにしましょう。
その教えより
迷惑をかけても良い。
という教えが良いのなら既にそれで回っている国へ行くのが1番です。
インドを持ち出す事への結論
隣の芝生は青い
以上。