繁殖について男はとやかく言う権利無いよ。
女性↓
・約10ヶ月胎に寄生
・その間体調不良有り
・胎から出すのも苦痛有り
・場合によっては死亡事例有り
・性行為は必ずしも快楽のみではない
・その後の世話も基本は女性の負担が多い男性↓
・性行為で気持ち良くイキ中に出すだけ黙れ感しか無い。
繁殖について男はとやかく言う権利無いよ。
女性↓
・約10ヶ月胎に寄生
・その間体調不良有り
・胎から出すのも苦痛有り
・場合によっては死亡事例有り
・性行為は必ずしも快楽のみではない
・その後の世話も基本は女性の負担が多い男性↓
・性行為で気持ち良くイキ中に出すだけ黙れ感しか無い。
— KK@絶対に繁殖はしませーんw (@Kodomo_Kirai) January 13, 2021
この記事の目次
繁殖とは
繁殖、つまり子供を得る事。
人間に対して繁殖なんて言葉を使うな、と言いたい人も居ると思いますが実際問題、繁殖には変わりありませんからね。それに女性だと「産む」男性だと「作る」…嫌な言い方だと「孕ませる」と繁殖手段というか「役割」が大きく変わるので男女混合で言い表すには繁殖が適していると感じています。
増殖、とも言えますがちょっと違う語感ですしね。
そして繁殖については絶対に【男女平等】には成り得ません。ここは圧倒的に女性の負担が大きい部分です。しかし世の男は簡単に「子供が欲しい」なんて言ってしまうんですよね。
正直、男は欲しい等と簡単に言えないと思っています。
それは何故か?
今回はそれについて書きますね。
約10ヶ月胎に寄生
性行為なり不妊治療なり。
どちらにせよ、胎で赤子を育てるんです。
その長さ約10か月!
長いですよね。
当然ですが胎の赤子は養分を母親から吸収します。骨粗鬆症の原因とか薄毛の原因とかも言われていますが、そりゃそうでしょう。胎に居る間、養分は取られ続けますからね。
更にホルモンバランスも乱れると良い事無し。
身体には相当な負担がかかるのです。
対して男は…?
いつも通りの生活が送れます。
身体に変調をきたすことはありません。
その間体調不良有り
その10か月間が、ですよ。
体調不良も何も無いのならまだ、良いでしょう。
しかし骨粗鬆症も薄毛も含め、それ以外の体調不良にも見舞われます。ホルモンバランスの乱れは身体に好ましくない影響をもたらす場合も多く、妊娠中はそれが顕著と言えるようです。
悪阻もありますね。
肌が荒れる、というのも聞きます。
疲れやすいってのもあるそうですよ。
中身が大きくなれば腰痛があるとの事。
人によってはやたら老け込む場合もあります。
その他症状も探すと上げた以外も出てくるでしょう。
個人差があれど体調に何も変化無く10か月を過ごせる、という人は居ないんじゃないかな。中身が大きくなれば数キロある代物。その重しを抱えて過ごすわけですし…
対して男は…?
いつも通りの生活が送れます。
身体に変調をきたすことはありません。
胎から出すのも苦痛有り
体調不良や様々な好ましくない身体の変化と共に無事10か月を乗り切ったなら。次に待ち構えるのは出産です。出産には陣痛を伴い【痛】の文字が含まれている通り【痛い】んですよ。
上手に産めた場合、割けないで出てくる場合もあるとの事ですが現在は割ける事が多いので割けるよりはその後の治療が楽になるので【会陰切開】という…あの部位を切る措置をされるそうです。
あの部位。
それは性行為の時に男性器を入れる所。
赤子が出てくる出口でもあります。
あの部位は粘膜質ですし、痛みも強いと感じます。
自分の身体にそれが存在しないので想像の域ではありますが、ネットで調べてみるとここも個人差があり陣痛のほうが痛いから大して痛くなかったとか、物凄い激痛だったとかあります。てか、陣痛のほうが痛いから…ってのは結局の所、大きな痛みを感じているわけで楽でない事は容易に想像がつきます。
切り傷ですからその後は縫いますし。
切るのも縫うのも基本的に麻酔は無い場合が多いそうですよ…
無痛分娩なるものも今はありますが、完全無痛とは言えず「無いよりは楽」くらいのようです。どのみち、あの部分を切るのなら縫った後は裂傷としてしばらく残るので痛いでしょうね。…尿とかしみないのかな。しみてもおかしくないですよね。塩分が含まれるので傷に塩分…痛そうです。
対して男は…?
別に痛くありません。
出産に付き添っても痛くないです。
場合によっては死亡事例有り
医療は進化をしています。
ですので死亡事例は減っています。
しかしゼロではありません。
命を落とす可能性は残っているのです。
日本は他国と比べ、その率はかなり低いらしいですが低い中で亡くなった場合、更に無念ではないでしょうか。とにかくゼロではありません。
そのリスクを負うのは女性のみ。
対して男は…?
誰かを妊娠させたからといって死亡しません。
性行為は必ずしも快楽のみではない
ここもね。
なかなか公平になりにくい部分と思います。
所謂「イク」という状態。
性行為に於いて男性はほぼ確実にイケます。
しかし女性の場合、その確率はグッと下がるようですよ。中には性行為でのそれを未経験、という人もかなり居るそうです。もしもイケたなら男性のそれより遥かに快感であるという情報も見られますが、そこは解かりません。比べられませんしね。
しかしイクという問題だけでなく性行為は女性に痛みを与えやすい行為でもあるのです。
初体験時は痛い人が多いと聞きます。
しかし男の初体験…痛いのはまず、無いですね。
あるとすれば保健医療対象にもなる特殊包茎の場合かな。しかしそれはこの話題とは異なりますし、保険での治療が得られる状態なので普通の性行為と同列で語れません。特殊なそれでない限り、包茎でもそうでなくても痛みはないです。
初体験で無くても、その後数回は痛いとか聞きますし下手くそとか相手がしたがるからする等の場合、擦れて痛いという話も聞きます。でも男性はそういった事も起きません。
男の性行為とは。
ほぼほぼ100%気持ち良くイケます。
その後の世話も基本は女性の負担が多い
性行為をし妊娠という体調不良等を乗り越え、とんでもない痛みを経験した後に待っている苦行があります。しかもそれは数年間~十数年間。それは何か?
育児。
子供は男女2人で作るもの。
世話も男女で当然、するものだと思いますが実際の所。女性がその役割の大半をする場合が多いんじゃないかな。
しかも授乳という血液をろ過し、これまた養分を啜られる作業もあります。しかも乳が痛いとか乳首を噛まれて痛いとかあるようですね。これも男性は絶対に経験しませんよね。
数時間おきの授乳。
それが母乳にせよ粉ミルクにせよ。
手間です。
面倒くさいです。
世の中には育児をきちんと折半する家庭もあると思います。でもTwitterやネット、周りの話を聞く限りでは女性がかなり比重多く担う(担わされる?)傾向にあるようです。
男は稼いでくるのが役割!
…そう言いたい人も居るでしょうね。
共働きをさせず妻が辛い時にシッターを雇える。
それくらいの稼ぎがあるのであれば良いと思います^^
でも、そういう男性…
どれくらい居るんでしょうね?
繁殖に於いて男は…
性行為で気持ち良くイキ中に出すだけ
ですよ。
不妊治療にしても自慰で出せるような部屋があり、そこで搾精し治療に臨むわけで痛みとは無縁です。この治療に関しても痛いのは女性のみ。
基本、繁殖に関して男が苦痛を感じる事や体調不良等の不便を感じたりはしません。
男性にとっては気持ち良いだけしかない繁殖。
女性にとっては気持ち良いだけとは言えない繁殖。
それなのに
子供が欲しい。
何人くらい欲しい。
なーんて男が簡単に言っていませんか?
こんなに苦痛があるのに簡単に言うな!的な女性の意見に噛みついてる男も見かけましたよ、Twitterでは。勿論、Twitterの世界が全ての意見とは言えませんが、匿名で呟ける場での事。男が欲しいと言えばその苦痛に黙って応じて快く産め!と思ってる男が居るのは紛れも無い事実だと感じます。
繁殖の決定権は女性にあって当然
以上の内容を踏まえ、そう思うのですよ。
気持ち良いだけで苦労を背負わない者が産めだ欲しいだ…何人欲しいだの言うな、と感じるのです。
これだけの苦労や苦痛、そして手間。
もし男性がそれを全て担うのであれば果たして何人の男性が子供が欲しいとか何人欲しいとか言うのだろうか?ゼロになるとは言いませんが「要らない」と言い出しそうな気がします。
世の中にはまだまだ根強く残っています。
結婚したら繁殖は当たり前。
女性は子供を産むのが幸せ。
…的なやつ。
それは無言の圧ですよね。
圧とかではなく、これらの苦痛や困難、手間を考えても「欲しい」と思える女性がきちんと相手を選び、その選択をするのなら自由意思ですし何も思いません。…とは言え、自由意思なので夫以外の他人を頼ろうとしたり周りや国に親切優遇金銭をクレクレされても迷惑ですけれどね。妊娠したらどうなるのか。体調はどうなるのか。それらを調べお金もきちんと繁殖を決定した者が用意し自己責任でどうぞ、です。
記事の作者はオッサン
これを書いているKKは元々、子供は要らない考え。
しかしもし、男も妊娠する身体の作りであったなら。
正直、ゾッとします。
痛いの嫌だし。
体調不良も嫌です。
男とはいえ無駄に老けたくないし。
それらの苦痛や苦労の無い男が。
気持ち良く出して終了の男が。
子供を産めだ欲しいだなどと言えないと思うのです。
日本の何処かに住むオッサンの考えではあるけどね。